Day3 「スーパーラッキーデイ! 1人では生きられないの極意。」~FromLondonWalks
3日目。一緒にチャレンジしていた友達が足を壊したため、この日は1人で歩くことに!
1人になってしまったけど、なぜかこの日は特にラッキーでした!!
さらばオックスフォード!新たな旅立ち!!
朝はありがたくもシャワーを浴びさせてもらい、「旅人おなじみの食材」バナナと食パンをいただき
いざ
出発!!!!
最初は順調に進み、途中のレストランでポテチをゲット!
(店員さんがシャイで写真撮ってもらえなかったー。笑)
そして、予期せぬ出来事連発!!
まずは車が側で停車。
何言われるんかなーと思ったら
「危ないからここ歩くのやめなさい!!」って。
(イギリスの田舎道は歩道がなく、この時もノー歩道。)
頑固おやじタイプのおじさんで、その後も怒られ続けたものの
奥さんのなだめにより何とか発進してくれました!!!!
その後も、3台くらい横に停まり、
「何してるのー?」「乗ってくか?」「すごいね!がんばってね!」
など、いろんな言葉をかけてもらいました!
(イギリスの人は後ろから車が来ててもお構いなし!話続けてくれます!笑)
最初の方には怒られちゃったけど、
停まってくれた人たちは全員何かしら気にかけてくれて停まって話してくれているから
怒ってくれたおじさんにも感謝感謝。
その後、途中で立ち寄った小さな町のコンビニで、またもやポテチゲット!
と思いきや・・・・・・
お店を出て30秒。
「ごめんちょっと戻ってきてー!」って店員さんが呼び止められました。笑
何かなーと思って
戻ってみると、バナナ1房とレーズンパンをまさかの追加ゲット!
「あ、これもあげれるな」って気づいて、わざわざ呼び止めて実際にくれる優しさ、ありがとうございました!!
どん底からのスーパーラッキー!!!
そんなこんなでパワーもらいながら歩いてたら、もう夕方!
だんだん暗くなってきて、
それでもまだノー歩道だから怖さが増し増し。
そんな時に、また1台の車が止まってくれた。
女性「何してるの?」
自分「ロンドンから歩くチャレンジしてるんだ!」
女性「え!?あなたの服装、暗すぎるわ!
明るい服あげるから車乗んなさい!
私の家近くだから!」
車に乗ると、その女性がわざわざ旦那さんに電話してくれて
服の用意を頼んでくれた!
そんな会話を聞きながら外を見てみると、驚愕。。。
車から見た景色は、ほんとに危なかった。
歩行者なんか、絶対手前になってから見えるくらいで、
引かれててもおかしくなかったなって思いました。
家に着くと、リュックに黄色いテープを付けてくれて、
黄色いアームバンドもくれました!旦那さんがわざわざ外まで出て取ってきてくれたみたいでした!
この時拾っていただき、テープとバンドをもらえてなかったら
もしかしたらどこかで死んでしまっていたかもしれないな。と本気で思いました!
ほんとうにありがとうございました!!!
勇気をもらって、また歩き出してしばらくすると
また歩道のない道。しかも真っ暗闇。1人ということもあり、めちゃ怖い。
iPhoneのライトを照らして歩き、車が来たら茂みに避ける。
数十メートル、数百メートル歩いて避けるの繰り返し。
それでも進むことしかできないから歩き続け、ようやくガソスタを発見!
ネズミと格闘しながらもらったバナナを食べて、トイレを借りにお店の中へ!
店主のおばちゃんと話してたら、仲良くなって近くの町まで送ってもらえることに!
「これ以上歩くのほんと危ないから今日はもう歩くのやめときなさい」って。
閉店まで待って、送っていただきました!
(サンドイッチとライトをもらいました)
降りる時に、ダメもとで泊まらせてもらえないか聞いてみると、
旦那さんにお願いしてくれて、
本当に泊めてもらえることに。
家に着くと、子供たちにめちゃくちゃよくしてもらえました!
「サンドイッチもらったからいいよ」って言ってるのに
「だめだよ!食べて食べて!!」ってすごいたくさんもてなしてくれて
食べてる間もずっと話付き合ってくれて、布団出してくれて
謎にお土産もらえました。笑
水ぶくれあるからって絆創膏も!
(フィリピン人のご家庭でした。人の良さやばい。笑)
(お米嬉しかったー!右奥のフィリピンのスープがめちゃおいしかったです!)
(辛すぎて食べれないからってインスタント麺2つ。笑)
シャワーも浴びさせてもらって至れり尽くせり。
夜になるにつれて1人が不安になっていったけど、最高の1日になりました。
1人じゃ生きられないの極意
わざわざ車を止めてくれて話しかけてくれたおじさん、おばさん。
ポテチをくれたレストランのお姉さん。
呼び止めてまでバナナとパンをくれたコンビニのおばちゃん。
危ないからって家まで連れてってくれて、テープとアームバンドをくれたご家族。
町まで送ってくれて、家にまで泊めてくれたフィリピン人のご家庭。
車からたくさんの人に話しかけてもらえたからこそ、暗くなっても歩き続けられた。
テープとアームバンドをもらえてなかったら車に引かれて死んでいたかもしれない。
食べ物をもらえてなかったら早めに切り上げていたかも分からない。
真っ暗闇を1人で歩いていたときは、まさか家に泊めてもらえて、暖かいご飯が食べれて楽しくおしゃべりできて、シャワー浴びれて布団で寝れるなんて思いもしなかった。
見知らぬ1人の日本人に対してたくさんの人が親切にしてくれたからこその、1日。
普段の周りの生活でも、なかなか気づかないところで支えられて生きているんだなって思えました!
いつも公共施設や大学がきれいなのは、誰かが毎日掃除をしてくれているから。
当たり前に電車や地下鉄に乗れるのは駅員さんがどんな時間帯でも毎日安全に運行してくれるから。
いつコンビニに行っても何不自由なく買い物できるのは、その時間シフトに入ってくれている人がいるから。
そのほぼ全ての人が見知らぬ人だけど、そうやって働いてくれている人のおかげでこうして生活できてるんだなって
当たり前は生きてる人みんなの頑張りで成り立ってるんだなって
思考が飛びまくっちゃったけど改めて気づけました!
まとめ
・この日から1人旅に!
・車を止めて話しかけてくれる人がたくさん!
・食べ物をたくさんいただきました!
ポテチ×2、バナナ1房、レーズンパン、サンドイッチ、栄養の採れたご飯
・暗闇防止対策グッズも!(テープ、アームバンド、ライト)
・フィリピン人のご家庭に泊まらせていただきました!
・1人じゃ生きていけないことを身にしみて感じた日。
・両親や友達だけじゃなくて見知らぬ誰かにも毎日支えてもらってる!
・本当にラッキーでした!ありがとうございました!!
次回予告
Day4 「チャンスの掴み方」 (予定)
お楽しみにー!!